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2012年 06月 14日

Tetk's  Hoop Stove

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TetkさんのHoop Stove。ここ最近のハイクに使用している火器です。




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5月の連休に使いたいと無理を言って製作して頂いた加圧式のストーブですが、従来の加圧式のストーブの取り扱いの煩わしさとプレーヒートの問題点を払拭したストーブです。見た目は普通のペプシ缶ストーブですが良く見ると副加圧室が無く代わりに4本のパイプが縦に並んでいます。
最初はパイプの取り回しが印象的なPetal Stoveが欲しかったのですが、東日本応援キャンプのフィールドでHoop StoveとPetal Stoveを比較してみた結果、Hoop Stoveを製作してもらう事にしました。

両者とも内炎式オープンジェットと仕組みは同じですが、Petal Stoveはパイプの造形美が素晴らしくインパクトのあるデザインのストーブですが、CFを詰めたパイプから炎が吹き出す仕組みになっていて。フィールドで使用の際は風の影響を受けやすいようです。一方Hoop Stoveはパイプが本体の内部に収められていてジェット孔が本体トップより低い位置に設けられていて風の影響は比較的受けにくくなっています。

当日も両者を並べて燃焼させましたが風に吹かれるとPetal Stoveは炎が乱れますが、Hoop Stoveは安定して燃焼していました。火力についてはPetal StoveがHoop Stoveを圧倒していますがフイールドでの使用を考えると風の影響を受けにくいHoop Stoveですね。
 


使い方は簡単で、トランギアのように開放型の本体にアルコールを注ぎ入れ着火、すぐにでもポットをのせればすぐに本燃焼に移り、きれいなトルネードで燃焼します。従来の加圧式に見られるプレヒートは必要なく確実に着火するのでフイールドでもストレスを感じさせません。
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小サイズは量産型で五徳無しのタイプを使用。ミニブルのクッカーセットにインストールしてコーヒーや紅茶、スープなどのお湯を沸かすのに使ってみた。

内炎式で中央結束の炎ですから小さなポットを使用出来ますが、トランギアや従来の開放型のストーブだとストーブ本体がウインドスクリーンに覆われるとストーブ本体が輻射熱で暴走気味に燃焼して炎がポットの側面を舐めるようにに大きくなり、ポットを手袋をつけても熱さで触れなくなったり、燃費にも影響が出てきますがHoop Stoveはジェットからの炎が開放された本体からの炎を制御しているので、炎が大きくなる事も無く安定した燃焼を続けます。
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大サイズは試作品ですがパスタやフリーズドライなどの調理に使って見たかったのでTetkさんにご無理を言って頂いた物です。クッカーはGSI社のHard Anodized Extreme Mess Kitを使用しました。
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2000年前半頃 Backpacker Magazine で Editor’s Choice Award を取ったクッカーで、当時の評判を聞き取り寄せてみましたが、大きさと重さで未使用のままオブジェとなっていましたが、パンケーキやピザなどの焼き物系にも使え、本体が深めなので、ラーメンやパスタも茹でる事が出来ます。
蓋もフライパンになり両方ともハードアノダイズド・エクストリームと言われる加工が施されています。油などを使わずにパンケーキなどが焼け、汚れも拭くだけでキレイに取れる、今では良く見かけるクッカーの性能ですが、もう一つ速くお湯が湧かせるのです。
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底に同心円状に溝が切ってありますが、多分これで炎の当たる面積を増やして効率を上げているのでしょうね。
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実際に室内ですが400ccを3分30秒で沸騰させる事が出来て、炎が当たっている部分だけではなく、均一に沸騰します。チタンのクッカーによくあるホットスポットは見られません。
フィールドでも時間は計っていませんが、フリーズドライのお湯を300ccとカップヌードールご飯をフライパンに出して調理しましたが、約30ccのアルコールで余裕で出来ました。
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先週の裏磐梯ではカルデラコーンにHoopStoveを組合せて見た。完全な密閉状態ではありませんが、暴走せずに最後まで確実に燃焼し、チタン板をクッションにして草地に直接置いていましたが、焦げた形跡も見られませんでした。
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当分はこのストーブを使い続けようと思っています。これほど扱いやすい加圧式のストーブは他に見当たらないのですから。

ストーブにはシリアルナンバーが付いています。やはりこれもTetkさんにお願いして降っていただきました。手書きのナンバーですが、ポットサポート付が #004/#007、ポットサポート無しが #008/#009 です。ちなみに#1~#3はTetkさんが所有する最終試作と自分用だそうです。


 

by last-chance-gear | 2012-06-14 01:21 | Gear


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