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2011年 04月 20日

BackCountryBoiler

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画像はサーメット、BPLで論争の元になったMkettleとBackCountryBoilerのボルケーノストーブタイプの仲間達です。
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BackCountryBoiler_b0148176_0265911.jpg
以前にブログで紹介した英国製のMkettleとの比較になりますが通常時のスタイルはほぼ同じ大きさです。
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燃焼時のスタイルではMkettleの炉の大きさが目立ちます。
BackCountryBoiler_b0148176_0393690.jpg
ネオプレーン製のカバーはMkettleの方が厚く、裏地はゴムがむき出しなので爪などを立てて傷を付けないよう注意が必要だ。BackCountryBoilerは裏地も布地になっています。

手に取ってみるとBackCountryBoilerの軽さはやはり凄いです,
Mkettleは同じ英国製のケリーケトルと同じような厚めのアルミを使っていますから重さは如何しようもないですね。


今回はアルコールとカーボンフェルトを使用して燃焼実験をしてみました。使用したアルコールは無水エタノールを40cc、水は両方ともキャパは530ccと同じですが沸騰してもお湯が吹き出ないように350ccの水で比べて見ました。




結果は同じ5分以内に沸騰という結果が出て8分で消火しました。

BackCountryBoilerはアルコールストーブ専用に決定。薪を燃やし不完全燃焼で付いたタールを落とす時に被膜を傷付けてしまいそうな気がするし、質感やエッチングされたロゴなどがハイテク?な感じがして薪を燃やすには気が引ける感じです。
Mkettleはアルミも厚くタールなども砂や金だわしでがしがしと落とせるし、ネオプレーンのカバーも黒くススなどが付いても目立たないだろう。
何より肉感的な雰囲気がして個人的には好きである。

気になるのはBackCountryBoilerの注ぎ口の反対側にある小さい穴、やはりシリコンのキャップが付いているのだが、サーメットにも同じ様な穴がありますが、この場合は本体と比較して注ぎ口が小さいのでスムーズにお湯が出る様に開けられていると思われます。醤油さしの仕組みと同じでしょうね。
BackCountryBoileの場合はどうなんでしょう?取り説が英語なので読んでも解からないと思うので無視していますが、コーヒーをドリップする時にちょうど良い量のお湯が出ます。
BackCountryBoiler_b0148176_1381295.jpg
野外に持ち出すのはMkettleの方が多くなるだろうな。

by last-chance-gear | 2011-04-20 01:41 | Stove


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