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2019年 06月 10日

番外編 みちのく潮風トレイルを歩いてみた 黒崎オートキャンプ場から明戸キャンプ場へ


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あまり眠れないまま朝を迎える。スケスケの幕に朝日が気持ちよく差し込んでくる明るいテントから這い出して出発の準備を始める。今日も快晴の様で気持ち良く歩けそう、身支度を終えキャンプ場を後にするトレイルの入り口には熊に注意の看板も併設されていて嫌な感じになるが、熊鈴と熊撃退スプレーを持参しているので大丈夫でしょう?




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北山崎ビジターセンタへの歩きだしは気持ちの良い林間のフラットなコース、赤松の落ち葉が適当なクッションになっていて歩きやすく、海からは高さがあるので波の音も聞こえず海岸線を歩いているとは思えない様な場所も、また天気もよく木漏れ日の日差しが心地よいトレイルですが展望は望めません。しかし私にはそれを補って余りある気持ちの良いトレイルの雰囲気ですね。よくある話ですが見晴らしをよくする為に邪魔な木々の枝など刈り払ってしまう展望所を見かけますがサービス過剰の様な気もします。

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トレイルに設置されているベンチで休憩をとりながら嫁と二人で歩を進めるが、海岸線の形に沿って入り江の先端に向かう道は登りになり沢筋には下る、この繰り返しで歩く距離は増えるが目的地には中々近づいていないのが辛い。

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北山崎まで後数キロの時に現れた階段、フラットな感じのトレイルがこのまま北山崎まで続くと思っていた甘い考えが消えました。結構な深い谷の様で登り返しはキツそうだなといらぬ考えが頭をよぎります。急な階段を降りていくと直ぐに谷底に着きましたが、トレイルは沢筋に沿って高度を下げて行く感じで続いています。

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海岸まで下って行きそうな勢いでドンドンと降下して行きます「登り返しが〜」と再び思い出したところで木製の橋が見えた。橋を渡るとトレイルは車の轍が残る林道に変わった。

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このまま北山崎までこの林道が続けばいいなと思いながら歩いて行くと切り通しに出た。私の大好きなきり通しが海岸線のトレイルにあるとは思いもよりませんでした。

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じっくりと切り通しを味わいながら通り過ぎると林道は緩やかに高度を上げて行きます。距離は伸びますが階段で直登するよりは断然こちらの方が良いですね。

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ありがたいことにトレイルは林道のままビジターセンターに到着、出口地点?には手押しのカウンターが置かれていて、嫁と私各自で押させていただきました。残念なことに正確な数字は疲れていて覚えていませんが、1400人以上が5月以降に黒崎、北山崎の間を歩いている様ですね。

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北山崎ビジターセンターの近くには宿泊施設やレストハウス、展望所などがありますが私たちが歩いたのは平日なので観光客もまばらで閑散とした気配が漂っています。お昼はレストハウスで磯ラーメン、デザートに田野畑アイスを頂きビジターセンターで情報を収集します。

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北山崎から今夜の宿泊地の明戸キャンプ場までは、今回のトレイルのハイライトとも言えるスポットが点在しているルートです。出発前に展望所で景色を楽しみ、直ぐ傍にある明戸キャンプ場へのトレイルの入り口に、ここにもカウンターが設置されていて数字が220程度、黒崎へのルートに比べて歩いている人が少ないですね。

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スタートからいきなり海に向かって200m近くを急降下、転倒すればそのまま海まで転げ落ちそうな急な階段を降りて行きます。階段はウッドチップを固めて作ってあるので膝に優しそうですが?700段近く降りると膝に応えます。

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階段を降りきった場所は海岸線のすぐ近く、波が激しくうねっています。

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次はお約束の登り返し、深い谷の沢沿いの道を上流に向かって歩いて行きますが、とても海岸近くのトレイルとは思えない雰囲気です。

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暫く歩くとさらに上流へ向かう道と階段の道の二手に分かれます。階段の道が進行方向の様、見上げると首が痛くなる様な急な階段が続いていますが、本当にこれは遊歩道なのでしょうかハイカーにやさしくないですね(笑)先ほどの北山崎からの下りの階段はユニバーサルデザインの様な作りでしたが・・・

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北山浜に向かって階段を登りますが周りの景色を楽しむ余裕などありません。途中で立ち止まり休憩を取りながら何とか登り切りやっと平坦なルートに出ました。ここからは断崖に沿った崖っぷちのトレイルやブナ林の中の気持ちの良いトレイルを歩き続けます

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そして北山浜に向けて階段のトレイルを降下して行きます。しかし本当によくこのルートを選びましたね、すげーぜ「みちのく潮風トレイル」!事故などが起こらずルートが続く事を願いながら慎重に下って行きます。

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波の音が聞こえ出すと北山浜が見えてきました。前方にトンネルが見えますがあのトンネルを抜けた先に今回のトレイルのハイライトとも言える手掘りの隧道群が待っています。

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トンネルの入り口で休憩を取り楽しみにしていた隧道群のトレイルに備えます。歩いた後で知ったのですが、この隧道群は[山さ行がねが]で「北山浜隧道群」としてレポートで取り上げられていて、廃道や隧道が好きな私には興味を持って拝見していたトレイルだったです。

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トンネルを抜けると威圧的な岸壁に囲まれた海岸に出ます。この景色は感動ものでしたね、[山さ行がねが]のレポートにも書いていましたがまさに異界の雰囲気です。しばらく立ち止まり異界の景色に見とれていましたが、気を取り直し歩き出しますが、コンクリの駐車場らしき先は玉石の浜で歩道らしきものはありません。前方の巨大な岸壁に隧道らしきものが見えるが荒波が打ち寄せて近づけそうもありません。満潮近くだと通れないのかとひやりとしましたが、実は大きな岸壁の手前の岩場の向こうに目指す隧道がありました。
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岸壁の近くに踏み跡らしき跡があり、それを辿り岩場を登りきると目指す隧道が見えました。ハシゴが掛かっていて波打ち際のルートの迂回路の様ですが、嫁の「ハシゴは無理!」の一言で波打ち際のルートを選択しました。

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岸壁の近くに踏み跡らしき跡があり、それを辿り岩場を登りきると目指す隧道が見えました。ハシゴが掛かっていて波打ち際のルートの迂回路の様ですが、嫁の「ハシゴは無理!」の一言で波打ち際のルートを選択しました。

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迂回路?で選んだ波打ち際のルートは岩場まで激しい波が打ち寄せていて、私的にはこちらのルートの方がビビりますが、嫁はすでに打ち寄せる波のタイミングを見計らっています。

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波をかぶる事もなく岩場を回り込み、隧道の入り口に立つことができた。素掘りのゴツゴツとした隧道は内部でカーブしている様で出口が見えずライトが必携です。

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隧道を抜けると、階段を降り大小の岩がゴロゴロしている海岸に出た。空を見上げると狭く見えるほどに岸壁がそそり立って見える。

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当日はこの地域には波浪警報が出ていて、満潮時間と重なり打ち寄せる波音も大きく緊張を強いられながら歩を進めます。

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ガレ場の様な岩の上を乗り越えて行くと次の隧道の入り口が見えてきた。


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隧道を抜けると机浜への最後の登り返し、ここも急な階段のトレイルでしたが何とか登り切り再び現れた階段を降下していくと、やっと机浜番屋群が見えてきました。インフォメーションセンターがあるので行ってみると職員不在の様で、トイレだけお借りしてここで大休止。

休憩も終わり今日の宿泊地の明戸キャンプ場に向けてザックをまとめていると、嫁が「今日はホテルか旅館に泊まりたい」と一言、昨日のテン泊であまり眠れず疲れが取れていない様で、布団でグッスリと眠りたいとの事。確かにテン泊に慣れていない上に今日のハードなルートと、この季節にしては暑い1日で私もバテ気味で渡りに船と嫁の意見に乗っかりました。トレイルマップで調べた、ホテル羅賀荘に電話を入れて部屋を確保し、羅賀荘までのトレイルは車道歩きが多いのでついでに送迎のタクシーも手配して頂きました。

今回のみちのく潮風トレイルのハイキングは、トレイルの成り立ちに関係する復興目的の趣旨に賛同する意味でも微力ですけど、地元で消費する事としたので担ぐ食料は非常食だけにして、飲食関連は地元の名物料理を食べたり、商店などで購入したりしている。また宿泊も基本はテント泊ですが、疲れ具合や気分によって無理をせずに臨機応変に、ホテルなどの宿泊施設を利用したいと考えています。





by last-chance-gear | 2019-06-10 19:49 | Hike


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